なぜ梅雨に体調が悪くなるのか
・気圧の変化(自律神経が乱れやすい)
・湿気(血行不良や筋肉の緊張を引き起こす)
・気温差(体温調整がうまくいかず疲労蓄積)
・運動不足(雨で外出しずらくなり、筋力や柔軟性が低下)
1.ゆっくり湯船に浸かる習慣を
湿度が高く汗をかきにくい梅雨の時期は、体内に余分な水分がたまりやすく「むくみ」「冷え」「だるさ」の原因になります。
毎日10〜15分、ぬるめ(38〜40℃)のお湯にゆっくり浸かって、血行を促進しましょう。
精神的にもリラックスでき、自律神経を整える効果も期待できます。
2.朝・夜の軽いストレッチ
気圧の変化で筋肉が緊張しやすく、肩こりや腰痛が悪化しやすい季節です。
起床後や寝る前に、首・肩・背中・股関節まわりをゆっくり伸ばすストレッチを行いましょう。
無理なく、呼吸を止めずに行うのがポイントです。
おすすめ簡単ストレッチ例
・両手を上に上げて深呼吸(胸を開く)
・肩を大きく回す(肩甲骨を動かす)
・首を左右にゆっくり倒す
・膝を抱えて腰を伸ばす(仰向け)
3.お天気に左右されない「生活リズム」
梅雨はどうしても気分が沈みがちですが、「毎日同じ時間に起きる・食べる・寝る」など、生活リズムを整えることで自律神経の安定につながります。
朝起きたらカーテンを開けて光を浴び、夜はスマホの使用を控えて睡眠の質を高めましょう。
4.食生活で“湿気”を追い出す
東洋医学では、梅雨の不調は「湿邪(しつじゃ)」によるものと考えます。体にたまった湿気を排出し、胃腸を温めるために、以下のような食材を意識して取りましょう。
おすすめ食材
湿気を排出する食材
・しょうが、ねぎ、香辛料(体を温める)
・はと麦、とうもろこし、豆類(利尿作用)
・きゅうり、すいか(水分代謝をサポート)
胃腸を温める食材
・ショウガ、唐辛子(血行促進)
・長芋、じゃがいも、キャベツ(消化を助ける)
・鶏肉、牛肉、魚(疲労回復や体力増強)
冷たい物や生もの、脂っこいものは、体に湿気をためやすいため、
できるだけ避けるようにしましょう。
5.無理せず、休養をしっかりと
「なんとなくだるい」「気分が重い」という日は、無理にがんばらず、しっかりと体を休めることも大切です。
身体が出しているサインに耳を傾けて、早めのケアを心がけましょう。
最後に
梅雨時期の不調は、がまんせず整骨院でのケアとセルフケアの両方で改善が可能です。
「いつもとちょっと違うな」と感じたときは、どうぞお気軽に禅院整骨院・整体院までご相談ください。